7N-S8000 Leggenda スピーカーケーブルペア
名匠ストラディバリのノウハウは未だ完全には解明されていないという。。
名器とは珠玉の感性の塊なのだ。テクノロジーでは制圧できないS。サムシングのS。
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商品詳細
概要
コンサートホールの座席はSとかAなどに分類されている。隣の席では僅かだが10席も離れればその差は顕著だ。1/10づつ違いがある、ということだ。
オーディオの深化はそれに似ている。アクロリンクもそうして実績とノウハウを一歩一歩積み重ねて来た。数々の「史上初」を実現 し、ケーブルのグローバルスタンダード、リファレンスケーブルであり続けて来た。オーディオでいい音、いい音楽を目指すとき、それは極めてパーソナルな思索の旅となる。
最近のハイレゾリューションソースの登場にあってもアンプやスピーカーを換えるよりも配置や高さ、左右のス ピーカーが垂直か、角度はそろっているか…。そんな作業の先にのみリスニングルームに広大な音楽空間が現出するのだ。そのときの決定的要素がケーブルだ。銅の比類なき高純度は必然である。
素線の太さや本数、その構成、シースの素材やその厚み、シールドの設計、などを音楽のために選択し、試聴を繰り返しながら極上のオーディオケーブルとして仕上げる。既に30余年。だが、飽きない。究極のサウンドは、イタリア・ハイエンドスポーツカーのドライビンググルーヴのように身体を揺らし、ドイツ・レンズが持つ奥行き感やトーンの深い再現力を体感させてくれる。
なにより、パッションを伝えて、時空を駆け抜ける至高のツールとして音楽の細部まで余すところなく伝送する。新作「レッジェン ダ」(伝説)。これまで培って来たノウハウのさらなる集大成であり、さらにはハイレゾリューションデジタルサウンドの完璧な再生という“その先”を見据えた、渾身のスピーカーケーブルが、誕生した。
アクロリンク基幹技術ストレスフリー加工
流通過程やオーディオシステムのセットアップ時等における外部応力によって生じる歪み欠陥と呼ばれる分子配列の乱れを健全な状態に自動的に復元することを実現した世界唯一のアクロリンク・オリジナルのストレスフリー加工。生産工程では通常の4N銅に比べ1/10億のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80~1/100となっています。さらに電流が流れることによってエ一ジング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し、より高音質化するのです。
7N D.U.C.C.®(Dia Ultra Crystallized Copper)
世界初の7Nを実現したのはアクロリンクの前身アクロテックでした。当初から全ての不純物を公表(下表参照)し、真の7Nを担保するのはいまだ未だアクロリンクだけです。
その後、7N D.U.C.C.へと発展。結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材です。結晶粒は大きいほど結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少なくなり、音質上のメリットは大きいのですが、金属の結晶には方向性がありこれも揃える必要がありました。
X線照射による解析現象などの研究開発を経て、母線、伸線工程、アニール(焼鈍)などの製造工程を最適化することで「オーディオ信号の伝送に最適な方向性」を具えた極めて優れた線材が完成したのです。さらに電流の流れに沿った往路復路を逆方向に巻き上げて導体としています。
高品位コネクターとスタビライザー
パワーアンプとスピーカシステムに直接接触する端子はアクロリンクがこだわるオリジナル仕様。電力伝送系の接点は最大の難関です。
スペードコネクターは6N Cu無垢材からの削り出し、そしてバナナプラグはベリリウム銅50という理想的な素材を採用。あくまで音質のための2回の鏡面加工の後、銀メッキ1.5μ+高品位ロジウムメッキ0.3μ特厚仕上げとしています。
そのハウジングも非常に高い振動減衰特性を誇るジュラルミン無垢材の削り出しという布陣。また高速に変動する電力伝送という自らの働きによっても発生する振動や外部からの不要振動をカットアウトするスタビライザーを装備。
アルミニウム合金無垢材から削り出し加工、外装にはカーボンファブリックを採用して制振。フラッグシップモデルにふさわしい史上最高というべき極めて品位の高い理想的なコネクターとなっています。
絶縁体およびシースに優れた特性を持つ素材を採用
絶縁体やシースも音質に大きく影響する被覆材。7N-S8000 Leggenda の絶縁材とシースには、絶縁特性および音質に優れた3種類の素材を選択。
高密度に撚り上げられた導体を誘電率に優れたPTFEテフロンテープで隙間なく包み、電気特性に優れ、音質にカラーレーションを加えないポリエチレン系特殊樹脂にて被覆。ホット、コールド2芯の導体は制振効果を持つ粉体と、比重の重く防振効果に優れたタングステンとアモルファス粉体を練り込んだハイブリッド高分子ポリオレフィン系樹脂により1本のケーブルに成型。高い制振効果を実現しています。
さらに2芯のセンターには電磁波吸収非磁性糸とシルク糸を配置し、コモンモード・ノーマルモードおよび線間のノイズ対策、およびシルク糸による静電除去効果により、これまでにない劇的な音質向上を実現しています。
電界シールド構造により、シールド効果は新たなる高みへ
7N-S8000 Leggenda は複数のシールド層を持ったスピーカーケーブルですが、そのシールド構造を最大限に生かす為に、新たに電界シールド構造を採用。耐UVウレタンシース越しに見える美しい赤と黒のUEW編組シールドと、スピーカー側のマイナス側端子をワイヤーで結線。これにより、今までにないシールド効果が得られ、フロアノイズが極めて低い高SN比を実現するケーブルとなりました。
NoiseBEAT® テープ
NTTアドバンステクノロジ株式会社開発による高い電磁波吸収性能を持つ磁性箔を樹脂フィルムに積層した接地不要のフィルムです。極薄・軽量でかつ広帯域をカバーしながら、放射ノイズと外来ノイズ双方に対して高いノイズ低減性能を実現するテープです。
7M-S8000 Leggendaの仕様
ケーブル
外径寸法 | 18.7mm(直径) |
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導体 | 7N Cu D.U.C.C. Stressfree 0.37Ф×50本撚り 2本(白・右巻き/赤・左巻き) |
絶縁体 | PTFEテフロンテープ+ポリエチレン系特殊樹脂 |
第1シース | 制振材入りハイブリッド高分子ポリオレフィン系樹脂(タングステン+アモルファス混合) |
シールド | ノイズビートテープ+銅箔テープ |
第2シース | 高分子ポリオレフィン系樹脂 |
最終シールド | UEW編組(電界シールド構造にて結線) |
外シース | 耐UVポリウレタン |
導体抵抗 | 2.5mΩ/m |
静電容量 | 17pF/m |
スタビライザー
材質 | アルミニウム合金無垢材削り出し+カーボンファブリック |
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スペードコネクター
材質 | 6N高純度銅無垢材削り出し |
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メッキ | 2回磨き上げた後、銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ) |
ハウジング | ジュラルミン無垢材削り出し |
バナナプラグ
材質 | ベリリウム銅50 |
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メッキ | 2回磨き上げた後、銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ) |
ハウジング | ジュラルミン無垢材削り出し |