7N-S8500 Leggenda スピーカーケーブル ペア
エアーチューブ2本設置がもたらす天翔ける新しい音。
伸びやかに、晴々と、涼やかに、音が舞う。
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商品詳細
概要
ミラノ、大聖堂ドゥオーモ(Duomo di Milano)。奥行き157m、幅92m、高さ108m、中央身麻部高さ45m。ほぼ全てが大理石で作られた大空間。一歩入るとそこには奇跡の音があります。
木製の長椅子が並ぶ中央身廊のさらにその奥 の祭壇で語られる司教の声が、空間を巡って、降りてくると、それはもうほぼ"神の声"。イタリア話の単語一つ一つも混濁することなく聞き取ることができるのです。
この響きこそが西洋音楽の音の源泉か。平均律、調性、楽式、そしてこの空間(3D)感。現代ポップスもソナタ型式は多い。音楽の方程式の原点かつ極点。フィレンツェ、ローマ、ハンブルクやミュンヘン・・市中のそれほど大きくはない教会にもその音は、在る。
オーディオケーブルの開発は、録音という限られたフレームに収められた首の中にこれまで引き出されることがなかった音を見つけ出し、その信号をいかにスピーカーにまで余すことなく伝送するか、の一点にあります。リスニングルームの天井より高い空間から聴こえる、大空間の、音。痛快なのはそんな間接音が向上すると直接音も良くなることです。
オーディオケープルの歴史はその当初から導体純度だけでなく被覆材の材質や剛柔、染料、機造などが育に深く関与することが指摘されてきました。アナログからデジタル時代を通じてアクロリンクに残る膨大なトライアルの"山"はそのどれもが新たな視点から“復活"する可能性を秘めており、思索、回帰、発想、試作の現場となっています。
アクロリンク最上位の最新進化ポイントは構造。7N導体に接してエアーチューブを2本設置。いま、音は厳密に進化したシールド環境下に於いていわば水中から空中へと解放されました。まさしく天る、音。
デジタル/アナログノイズのパンデミック環境下で要請される強力なシールド環境とエアーチューブ設置
デジタルノイズの漸次増大環境に備えて要請される高性能シールドと裸ケーブル伝送による音を両立するエアーチューブ設置はケープル史上初のブレークスルーです。アクロリンク”開発博物館”(非公開)で生まれました。
端子
電力伝送系における接点は最大の難関です。接続通子はアクロリンクが全機種にわたってとだわるオリジナル仕様。
コネクター:スペードコネクターは6NCu無垢材からの削り出し、バナナプラグはベリリウム銅50という理想的な素材を採用。音質のための2回の鏡面加工の後、銀メッキ1.5μ+高品ロジウムメッキ0.3μ特厚仕上げとしています。そのハウジングは振動減衰特性に悩れたジュラルミンを採用。
スタビライザー:振動減衰特性の厳選アルミニウム無垢材の削り出しボディと、外装にカーポンファイバーを採用して非常に高い制振性を実現。高速に変動する街力伝送という自らの仕事によっても発生する振動や、外部からの不要振動をカットアウトするスタビライザーを装備。フラッグシップモデルとして史上取高というべき極めて品位の高い理想的なコネクティングシステムとなっています。
絶縁体およびシースに高品位素材を採用
7N-S8500 Leggendaでは、まず2本の芯線にシルク糸を沿わせた上で、誘電率に優れたPTFEテフロンテープで隙間なく包み、電気的特性に優れ、音質にカラーレーションを加えないポリエチレン糸樹脂により被覆。制振効果を持つタングステン粉体と比重が重く防振効果に優れたアモルファス粉体を練り込んだハイブリッド高分子ポリオレフィンにより仕上げて、高い制振効果を実現しています。また、2芯のセンターには電磁波吸収非磁性糸とシルク糸を配置し、コモンモード・ノーマルモードおよび線間のノイズ対策、静電気除去効果、さらにエアーチュープの新規設置により、これまでにない空間描写力を実現しています。
電界シールド構造により、シールド効果は新たなる高みへ
7N-S8500 Leggendaは多層シールド層を継承するスピーカーケーブルですが、そのシールド構造を最大限に生かす為に、電界シールドシステムを採用。耐UVウレタンシース越しに見える美しいシルバーメッキ軟銅線とブラックのUEW編組シールドは、ケーブル出力側のマイナス側端子に接続。これにより、フロアノイズの極めて低い高SN比を実現しています。
D.U.C.C.®(Dia Ultra Crystallized Copper)
三菱電線工業株式会社開発によるオーディオケープル用高純度銅導体で、結晶数を一般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材です。結晶粒は大きいほど結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少なくなり、音質上のメリットは大きいのですが、金属の結晶には方向性がありこれも揃える必要がありました。X線照射による解析現象によりその方向性は観測できますが、母線、伸線工程、アニール(焼鈍)などの製造工程を最適化することで「オーディオ信号の伝送に最適な方向性」を具えた極めて優れた線材が完成したのです。
7N-S8500 Leggendaではアクロリンク黄金構成0.37mm✕50本(直径3.0mm)を電流の性質に添って往路復路を逆方向に適切なテンションを維持しながら巻き上げ、巻き方向以外同一の芯線を使用しています。
独創のストレスフリー・7N Cu
アクロリンクのストレスフリー製品は独自の特殊焼鈍処理と高純度銅の特性により、あまりに大きな外部応力でない限りセルフアニール現象で組織を健全な状態に復元することを実現した世界でも唯一のケーブルです。伸線加工後の加熱処理時点で原子配列の転移は通常の4N銅に比べ1/10億のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80~1/100となっています。さらにランニング時に電流が流れることによってエージング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し組織が健全に回復して、より高音質化するのです。
NoiseBEAT®テープ
NTTアドバンステクノロジ株式会社開発による高い電磁波吸収性能を持つ磁性箔性を樹脂フィルムに積層した接地不要のフィルムです。極薄・計量でかつ広帯域をカバーしながら、放射ノイズと外来ノイズ双方に対して高いノイズ低減性能を実現するテープです。
仕様
ケーブル
外径寸法 | 18.7mm(直径) |
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導体 | 7N Cu D.U.C.C. Stressfree 0.37Ф×50本撚り 2本(白・右巻き/赤・左巻き) |
絶縁体 | PTFEテフロンテープ+ポリエチレン系特殊樹脂 |
第1シース | 制振材入りハイブリッド高分子ポリオレフィン系樹脂(タングステン+アモルファス混合) |
シールド | ノイズビートテープ+銅箔テープ |
第2シース | 高分子ポリオレフィン系樹脂 |
最終シールド | 黒UEW・銀メッキ軟銅編組(電界シールド構造にて結線) |
外シース | 耐UVポリウレタン |
導体抵抗 | 2.4Ω/m |
静電容量 | 12pF/m |
スタビライザー
材質 | アルミニウム合金無垢材削り出し+カーボンファイバー |
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スペードコネクター
材質 | 6N高純度銅無垢材削り出し |
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メッキ | 2回磨き上げた後、銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ) |
ハウジング | ジュラルミン無垢材削り出し |
バナナプラグ
材質 | ベリリウム銅50 |
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メッキ | 2回磨き上げた後、銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ) |
ハウジング | ジュラルミン無垢材削り出し |