P-4.4/5G(穴径6.0mm) 厚肉24K金メッキ 4.4mm5極プラグ
ついに、イヤホン・ヘッドホンリケーブル自作派待望のオヤイデ電気製4.4mm5極プラグ「P-4.4/5G」が登場!
商品詳細
概要
近年ポータブルオーディオ業界ではバランス伝送化が顕著となり、2016年3月、新たにJEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)が「4.4mm5極プラグ(RC-8141C)」を規格化されたことは記憶に新しい出来事だったと思います。
4.4mm5極プラグは新しい規格であることから、Made In Japan製の4.4mm5極プラグはまだ数少なく、市場では海外製の製造メーカーが主流となっており、最高音質を求めるリケーブル・オーディオファイルにとっては高品質なプラグを求める声が年々増えてきております。
オヤイデ電気ではユーザーからの声を真摯に受け止め、遂に満を持して”Made In Japan”クオリティを体現できる4.4mm5極プラグ「P-4.4/5G」が登場。
クオリティを創造すること。この姿勢こそがオヤイデ電気の脈々と続くであろうテーマです。すべての緻密かつ丁寧な仕上げには、日本ならではのクラフトマンシップの神髄が宿ります。質実剛健なオヤイデ品質が、ポータブルオーディオライフを充実させます。
最高のマテリアルと精度
金属部の材質には、欧州RoHS指令をクリアした真鍮を採用。信号伝送の要ともいうべきセンターピンとアウターシェルは高精度な真鍮削り出し。寸法は全てJIS規格に則った精度で管理されており、高い信頼性を誇ります。
アウターシェルにも、オヤイデ電気のクラフトマンシップが反映されています。NCマシンニングにより1つ1つ丁寧に切削加工がおこなわれ、精密にローレットを刻んだのち、仕上げにはカメラのレンズと同様にベリクロムメッキがなされています。これにより軽い力で確実なホールド力を生み出し、プラグの脱着を容易にさせつつ、プラグデザインの根幹を担う象徴的デザインとなっています。
また、内部構造も高い剛性を備え、かつ伝送劣化を最小限に抑えた素材による高音質設計としています。
厚肉24K金メッキ
P-4.4/5Gは従来の金メッキを凌駕する厚肉24K金メッキを獲得しました。
標準的な金メッキは金属母体とメッキの密着性を向上させる為に、ニッケル下地を施した後、金メッキを施します。この場合、コスト面の都合により金の純度も保証されないことが多く、概ね外観用パーツに採用されます。また下地のニッケル金属は強磁性による磁気歪みによって信号に対して悪影響を及ぼします。また金の純度は直流抵抗値やインピーダンス増加等の導電率にも悪影響を及ぼします。
P-4.4/5Gは特殊な技術により下地ニッケルを完全排除。密着性の高い金メッキ施すことに成功しています。これにより音の歪みや滲みを排除した、音源ソースに対して忠実な伝送特性を最大限まで発揮させます。
他にも金フラッシュメッキという精密基板の接点などで採用される技術もありますが、メッキ厚を薄く均一に保つ技術であり、脱着を頻繁に行うプラグ・ジャック部では耐久面において脆弱性が生まれます。
オヤイデ電気の金メッキ製品は一貫して「24K純金メッキ・肉厚仕様」を採用しています。これは接点の腐食を防ぐとともに、メッキ強度の向上を目的としています。また純金100%の24K純金メッキは、不純物を含んだ18K金メッキ等に比べて導電性にも優れ、伝送劣化を最小限に抑えた高音質設計となります。
封孔処理によるピンホール対策
メッキの薄膜化によりピンホール(φ0.01~5μmの微小な孔)という目に見えない小さな穴が生じます。ピンホールはメッキが薄膜化するほど飛躍的に多く発生します。ピンホールが存在する箇所は下地が直接空気や水分にさらされている状態になる為、下地メッキやプラグ本体が腐食し、接触抵抗の増大の要因となります。
そこでP-4.4/5Gはオヤイデ電気史上初となる「封孔処理」を標準仕様としました。
封孔処理とはピンホールの微細孔を塞ぎ、耐食性・耐候性・耐汚染性を向上させる特殊コーティング処理となります。特に金フラッシュメッキでは無数のピンホールから腐食を引き起こしやすくなる為、この封孔処理がほぼ必須工程となっています。
P-4.4/5Gはメッキ厚を増やした24K純金メッキなので、必然的にピンホールの数は少なくなり、封孔処理は必須工程ではありませんが、音響用プラグとしての拘りとして接触抵抗の軽減に最大限の努力を惜しみません。封孔処理によりマイクロレベルのメッキ表面の平滑化され、接触抵抗を低く保ち安定させる効果があります。幾多の試作品を試聴テストを繰り返した結果でも「音の滑らかさ」「雑味の少なさ」が飛躍的に改善。過去オヤイデ電気プラグ史上、最大の金メッキ特性を保持しています。
音質傾向
P-4.4/5Gの仕様
センターピン材質 | 真鍮削り出し |
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センターピンメッキ | 厚肉24K純金メッキ+封孔処理 |
アウターシェル材質 | 真鍮削り出し |
アウターシェルメッキ | ベリクロムメッキ+梨地処理 |
アウターシェル最小径 | 8.0mm |
アウターシェル最大径(ローレット部分) | 8.3mm |
接合方法 | はんだ付け |
適合ケーブル | 6.0mm以下 |