2549 (切り売り2芯シールドケーブル)
モガミ2549は、NEGLEXカッド・マイク・ケーブルと同じアイデアで開発された2芯シールドケーブルで、有名なモガミ電線NEGLEX OFC導体が使われています。
高音質設計でありながら、加工性に大変優れています。初心者の方やケーブルを大量に加工する時に大変良い2芯シールドケーブルです。レコーディング向けで、移動の少ない箇所での使用に最適です。
商品詳細
概要
2芯シールドケーブル 2549
モガミ2549は、2534のNEGLEXカッド・マイク・ケーブルと同じアイデアで開発された2芯シールドケーブルで、有名なモガミ電線NEGLEX OFC導体が使われています。
高音質のサウンド・レコーディング用に設計されているため、柔軟性と機械的強度はあまり考慮されていなく、特長とするところは、0.339SQという太い導体サイズと、カッド構成と比べると静電容量が低くなるというところにあり、導体のツイストペアー構造は、電磁ノイズに対し十分有効に働きます。
高音を重視する場合や、ケーブルを長く引き回す場合に適しています。レコーディング向けで、移動の少ない箇所での使用に最適です。
特長
ケーブルのシースと絶縁体が剥きやすく、シールドも横巻シールドのため、加工時の作業性に大変優れています。初心者の方やケーブルを大量に加工する時に大変良いです。
2549の音質傾向・オヤイデスタッフレビュー
- オーディオ用ラインケーブル
高域から低域まで全体的にバランスが整っていて、くせが無くコストパフォーマンスの高いケーブルです。
付属のケーブルより、良質な物を求める方にお勧めします。 - ギターケーブル
低域はそれなりにパワフルで、音の分離も良いです。
Belden9395と比べてしっとり感があり、Belden8422よりパワフルです。
レスポンスが良く、全体的にバランスもあり、モガミ特有のクリアーなサウンドです。 - マイクケーブル
高域から低域までバランスが整っており、音の癖が少ない。
コストパフォーマンスに優れ、初心者の方や大量に加工する時にオススメ。
耐久性よりも音質を重視している為、可動性のある取り回し(ハンドマイク用や移動用のマイクケーブル等)にはあまり最適ではありません。
まとめ
【解 像 度】★★★☆☆
【取りまわし】★★★★☆
【耐 久 性】★★★☆☆
【加工難易度】★★☆☆☆(簡単)
2549の電気特性
導体抵抗(20℃) | 中心導体 | 0.058Ω/m(0.018Ω/Ft) |
---|---|---|
シールド | 0.013Ω/m(0.004Ω/Ft) | |
静電容量 (1kHz・20℃) | シールドと導体間 | 65pF/m(20pF/Ft) |
導体間 | 76pF/m(23pF/Ft) | |
導体間インダクタンス(1kHz・20℃) | 0.8μH/m(0.24μH/Ft) | |
ハムノイズ | 50mV Max | |
電磁ノイズ | 0.15mV Max | |
マイクロホンノイズ50kΩ Load | 30mV Max |
2549の仕様
導体 | OFC(無酸素銅) |
---|---|
線径 | 22AWG(0.339sq・30本/0.12mm)×2芯 |
絶縁体 | 架橋ポリエチレン(XLPE) 絶縁外径φ1.9mm |
シールド | 軟銅線(横巻シールド) 64本/0.18mmA |
外装シース | 軟質ビニル(Flexible PVC) |
外径 | φ6.0mm |