SCV-22 固まる放熱用シリコーン(20g)
熱伝導性の良い成分を配合したシリコーンゴム接着剤「固まる放熱用シリコーン SCV-22」。
ペースト状の一液型室温硬化タイプで、ヒートシンクの接着・固定や電子デバイスの放熱用途に最適です。
商品詳細
概要
固まる放熱用シリコーン SCV-22
ペースト・一液型室温硬化タイプのシリコーンゴム接着剤「固まる放熱用シリコーン SCV-22」です。
熱伝導性の良い成分を配合したシリコーンゴムで、電子デバイスの発熱箇所の充填・放熱用途に最適です。熱源となるCPU等とヒートシンクとの間に使用することにより熱放散を向上させることが出来ます。
シリコーンゴム接着剤とは?
水に塗れる箇所や耐熱性を必要とする箇所など、汎用接着剤では剥がれてしまうようなところの接着に最適なのがシリコーンゴム接着剤です。
乾燥すると弾力を持ったシリコーンゴムに硬化する接着液で、低温から高温までの環境に強いのが特徴。
また弾力を持っていることで、衝撃を吸収し逃がす事が出来るため、機械的強度を高く仕上げることができます。
特 徴・用 途
- 一液型室温硬化タイプの固まる放熱用シリコーンゴム接着剤です。
- 熱伝導性に優れているため、発熱物とヒートシンク間の接着・固定、伝導効率向上に最適です。
- 適度な粘度を持ったペースト状なので、作業性に優れ、薄膜加工も可能です。
- 耐熱、耐寒性に優れています。
- 樹脂封止型トランジスター、IC・CPUなどの半導体デバイスの放熱に!
- 熱機器類発熱体や整流器・サイリスターなどと、ヒートシンク間の充填(接着・固定)に!
- 熱電対などの測定箇所との充填に!
固まる放熱用シリコーンSCV-22 の使用方法
- 塗布面の汚れなどを洗浄し、充分に乾燥させてください。
- ヘラなどを使用し、接着物の片一方面全体に薄く均等に塗り、もう一方を密着させます。
塗膜を厚くしたい場合は、接着物同士の両面に塗り、気泡が混入しないよう接着してください。 - 密着後10~30分で硬化します。(指触乾燥時間)
物理的特性を得るまでには24時間程固定してください。(完全硬化時間)
使用上の主な注意
- 気泡が残留すると熱伝導効率が低下します。
- ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、軟質塩ビ(S-PVC)、フッ素などは接着しにくく不向きです。
- 引火性のため火気に注意して、換気の良い場所で使用してください。
- 使用後は容器を密閉し、換気の良い冷暗所に保管して下さい。
- 残余廃棄物は、専門の産業廃棄物処理業者に委託するなどして処理して下さい。
固まる放熱用シリコーンSCV-22の仕様・特性
主成分 | シリコーン |
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硬化反応形式 | 一液型・室温硬化タイプ |
硬化前形状 | ペースト状 |
主用途(使用目的) | 放熱・充填 |
耐性 | 耐寒、耐熱 |
色 | 白色 |
内容量 | 20g(9ml) |
その他 | RoHS対応品 |
使用温度範囲 | -40℃~150℃ |
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比重 | 2.25 |
粘度(硬化前) | 108 Pa・s |
引張強さ | 4.4 MPa |
体積抵抗率 | 1×1015Ω・cm |
絶縁破壊強さ | 28 kV/mm |
誘電率(1MHz) | 4.1 |
誘電正接(1MHz) | 0.002 |
熱伝導率 | 0.92 W/m・K |
指触乾燥時間(タックフリータイム) | 10~30 min |
硬化時間 | 24 h |
引張せん断接着強さ(Al/Al) | 274 N/cm2 |
※データは規格値ではありません。
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沖縄県への配送について
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