PTT1BN　モノラルジャック（ブラックニッケル）

ギターやエフェクター、アンプの入出力端子で多く使用されている「フォン端子」。特にSwitchcraft「11B」は安価・軽量・堅牢で業界スタンダードのパーツとして多く利用されています。

しかし50年以上も変わる事の無かったこの機構は「接点が小さい為、電気的ロスが多い」「プラグの質や状態によってガリノイズが発生しやすい。」等、ごく当たり前のように蔓延している問題を抱えていました。

そこで登場したのが“Pure Tone Jack”の革命的構造を持ったフォンジャックなのです。

フォンプラグのTipに密着するくぼみ

フォンプラグはいわば「丸い棒」です。丸い棒に対して接地面積を広く設けることで抵抗値が低減。ロスのない信号伝達を実現しました。

ホールド力を向上させる4つの接点

従来はグラウンドの接地をスリーブ（円柱状の接点）で行っていましたが、フォンプラグの公差サイズやサビ等の状態によって「ガリノイズ」を発生してしまう問題がありました。Pure Tone Jackはスリーブとは別にスリーブ用接点を設けることで、ガリノイズの解消と安定した接点を確保！

スリーブ用接点を新規導入！

奥まったザグりでも施工しやすい！

スタンダードなフォンジャック「Swtichcraft 11B」に比べて、Pure Tone Jackは全長が約5mmほど短く、色んなボディ形状に適用しやすくなっています。例えば「ストラトの船形ジャックのザグリが狭い為にジャックが当たってしまう」といった問題も解消されます！

配線材のグレードアップで音質改善！

ジャックがグレードアップしたら、内部配線材も拘ってみませんか？楽器のポテンシャルを発揮する配線材から、積極的に音質改善を目指す配線材まで、多種多様に取り揃えています。下記の「内部配線材の特集記事」も是非ご参照ください。詳細はバナーをクリック！

【最新版！楽器弾き向け！内部配線特集！】

【リットーミュージック「デジマート地下室」にて"オヤイデ電気の配線材"をご紹介頂きました！】

Pure Tone モノラルジャックの音質傾向

PTT1(ニッケルメッキ)の音質傾向：「Switchcraft #11B」に比べて芯の太いサウンドが得られる。解像度も向上し、音の元気が良くなったかのような改善効果が得られる。

PTT1G(金メッキ)の音質傾向：「Switchcraft #11B」に比べて芯の太いサウンドが得られる。ニッケルメッキPTT1よりも音が太く、エフェクターの乗りも良くなり、倍音豊かな音質が得られる。

PTT1BN(ブラックニッケル)の音質傾向：「Switchcraft 11B」に比べて芯の太いサウンドが得られる。ニッケルメッキPTT1よりもコンプ感が強く、PTT1だと伸びていた高域が少し落ち着いて、柔らかい質感が残る。3種類の中で最も腰が低い安定した音質が得られる。

モノラルジャックPTT1BN　ブラックニッケルの仕様

もっと詳しく知りたい！

ブログタイトル

2019/11/25【ギター用ジャックの革命児【Pure Tone Jack】登場！】

2020/02/29【Pure Tone Jack新製品【PTT1BN ブラックニッケルメッキ】が登場！