WL-606II LX 0.6m L型プラグタイプ LINE6 G50/G90対応
LINE6 Relay G50/G55/G90対応 楽器用ワイヤレスシステム専用ケーブル
商品詳細
概要
WL-606とは
2012年夏にワイヤレスシステム専用ケーブルとしてデビューしたWL-606。 NEOはどこよりも早くワイヤレスシステムにおけるケーブルの重要性を認識、ユーザーの声にいち早く応えるかたちでワイヤレス用ケーブルとして製品化しました。
ワイヤレス特有の音の傾向がワイヤードと違う以上、開発設計を同様に考えることなく、あくまでワイヤレス仕様としてつくられたWL-606シリーズは、その先進性と信頼性で今もワイヤレス用リプレイスメントケーブルの代表として君臨しています。
サウンド、ユーザビリティは勿論、堅牢な作りから、現在数多くのプロミュージシャンにご愛用頂いているワイヤレスケーブルです。
“102 SSC”に進化したWL-606II
WL-606を進化させる要となるのは導体選定でした。QAC-222やQAC-222Gに使用されているHC-OFC、銀メッキOFC、タフピッチ線からオヤイデ電気がつくりだした導体“102 SSC”まで、多くの試作品をもとに検証を重ねました。
この検証を経て、ワイヤレスでの表現可能なレンジ内での音のフラットさを重視し、“102SSC”を導体、およびシールドの素材に採用しました。
時としてハイファイな素材は楽器の密度を薄めてしまうリスクもはらんでいますが、“102SSC”の持つフラット基調は歪のないワイヤレス伝送に
最も適していたのです。またサイズも同様に、0.5sqから1.25sq、1芯構造、2芯構造と、選定を重ね、0.75sqとなりました。
導体だけではない、トータルアーキテクチャー
ケーブルの肝は採用されている導体であることは事実ですが、すべてではありません。絶縁体、シールド方法、外装素材など、複合的な要素によってケーブルの特性が決定されます。
導体の“102SSC”の絶縁体には、誘電率が低く電気特性に優れたXLPE(※1)を採用。すでに好評を得ている“3398”シリーズをベースにした中心設計です。 絶縁体の周りには“102 SSC”によるスパイラルシールディングが施されます。シールド線は中心よりも多くの導体量を使用します。アースは出音に大きく影響する以上、グランド信号の通り道もおろそかにせず、中心導体と同じ“102 SSC”を贅沢に使用しています。
外装シースは振動に強いエラストマー素材を採用し、微弱な信号を振動の干渉から守ります。 さらにナイロン編組を外装に編みこむことでタッチノイズ対策を施しました。 WL-606とかわらないシックなルックスは受け継がれたまま、その全容は大きな改良が施されているのです。
※1 XLPE:ポリエチレンを架橋し分子構造を網目構造とすることで高温での軟化を大幅に改善した耐熱、耐電圧に優れている絶縁体です。
仕様
内部導体・導体サイズ | 精密導体"102SSC"・0.75sq | |
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外部導体・構造 | 精密導体"102SSC"・横巻きシールド | |
絶縁体 | 架橋ポリエチレン | |
外装シース | ナイロン編組エラストマー | |
プラグ・コネクター | トランスミッター側 | Chrome Plating Mini 4pole XLR |
楽器側 | P-275M/P-275L 無電解ニッケルメッキ 6.3mmモノラルプラグ | |
対応機種 | LINE6 Relay G50/G55/G90 |