7N-S1010 Purosangue (切り売りスピーカーケーブル)
世界唯一の超高純度7N Stressfree Cu 導体ケーブルがまた王道進化しました。
これより先はないかもしれない、というジッカン。自然体。開放感。解き放たれたサラブレッドの音、誕生。
商品詳細
概要
ケーブルによって音が変わる・・・。”世界の常識”となったこの事実は1989年アクロリンク(旧称アクロテック)6N-S1010のデビューによって決定づけられました。3N~4N程度が常識であった時代にその100倍という高純度を達成。以来、S1010シリーズは最高(=アクロ)の技術・素材(=テック)をあらゆる分野に求め、こだわりなく採り入れる(=リンク)というフラットなスピリットの下、今日まで成長してきました。出荷実績もすでに40万km超、優に地球10周を突破したロングセラーモデルであり、世界のオーディオファイルの”その時代の原器”となって来ました。ダイナミックかつ細やかな微細信号をより鮮明に伝送、楽器の直接音やヴォーカルの存在感溢れる再現、左右への広がり感、奥行き感、音場の高さ方向のスケールを描写する間接音、残響成分のレベル減衰がいきなり途切れたりせず消え行くホールトーン、より洗練された音世界を展開します。名称も新たに音のサラブレッド=Purosangue(プロサングエ-イタリア語)と命名。"正統"の誕生です。
信号導体にはアクロリンク 7N Cu D.U.C.C. Stressfree 0.37mm✕18本を7N-S1010 Leggendaより継承。導体はシルク糸を沿わせた上でアクロリンク独自の高音質絶縁体ポリオレフィン樹脂で被覆され外径3.3mmの芯線とし、電磁波吸収非磁性糸を沿わせて撚り合わせて導体を形成。介在層には自然素材シルクを導入、さらに紙テープ、銅箔テープ、タングステンとアモルファス入りのボリオレフィン樹脂の内シース、ポリオレフィン外シースを高密度に重ねた万全の構成となっています。自然体、開放感。新たな制振効果と外部からのノイズ混入対策。伝統のノウハウによってアンプの出力をこの上なくクリーンにスピーカーに伝送します。
特長
【独創のストレスフリーの7N Cu 】
アクロリンクのストレスフリー製品は独自の特殊焼鈍処理と高純度銅の特性により、あまりに大きな外部応力でない限りセルフアニール現象で組織を健全な状態に復元することを実現した世界でも唯一のケーブルです。
伸線加工後の加熱処理時点で原子配 列の転移は通常の4N銅に比べ1/10億のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80~1/100となっています。さらに電流が流れることによってエ一ジング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し組織が健全に回復して、より高音質化するのです。
【D.U.C.C. 7N Cu 】
Dia Ultra Crystallized Copperは三菱電線工業株式会社開発によるオーディオケーブル用高純度銅導体で、結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材です。
結晶粒は大きいほど結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少なくなり、音質上のメリットは大きいのですが、金属の結晶には方向性がありこれも揃える必要がありました。
X線照射による解析現象によりその方向性は観測できますが、母線、伸線工程、アニール(焼鈍)などの製造工程を最適化することで「オーディオ信号の伝送に最適な方向性」を具えた極めて優れた線材が完成したのです。
7N-S1010 Purosangueの仕様
外径寸法 | 10.6φmm |
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導体 | 7N Cu D.U.C.C. Stressfree 0.37✕18本撚り(1.9Sq)(赤・白) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン系樹脂 |
介在層 | 100%シルク |
シールド | 銅箔テープ |
内シース | 高分子ポリオレフィン+タングステン粉体+アモルファス粉体 |
外シース | 高分子ボリオレフィン系材脂 |
導体抵抗 | 7.4mΩ/m |
静電容量 | 77pF/m |