SCR-S 高性能レコードカートリッジ取り付けネジ/ナット/ワッシャーセット
商品詳細
概要
レコードの再生においてカートリッジは音の入り口であり、カートリッジ選びはアナログオーディオファンの醍醐味のひとつです。しかし、せっかく手にしたカートリッジも、ネジの選定や取付けが不十分だと、持てる性能を十分に引き出すことができません。
例えば、一般的なアルミ製ネジは剛性が低く、音質面でベストとは言えません。また、従来のネジとナットのみによる取付けでは、ネジが空転して締め付けが甘くなりやすく、カートリッジにがたつきが生じる、緩みやすいといった問題があります。
この問題を解消し、より良いレコードライフをお届けするために開発された製品が、【SCR-S】です。【SCR-S】を用いることで、お使いのカートリッジをしっかりと取付けることができ、その性能を最大限引き出します。
SCR-Sの特徴
1)ネジ/ナット
ネジ/ナットは剛性に優れた真鍮製に、24K金メッキを施すことで耐蝕性を高めつつ、カートリッジ周りの高級感を演出します。加えて、真鍮と硬度の異なる金メッキ層を設けることによって、マテリアル固有の振動モードの分散を図りました。ネジにはプラスネジに比べてネジ頭が潰れにくく、締めやすい平頭マイナスネジを採用。ナットに滑り止めの平目ローレットを設けたことで、締め付け時にナットを押さえ付けやすくなり、ネジが空転しにくくなります。ネジ頭/ナットの外径は、カートリッジ周りを傷付けにくい4mmの小頭サイズで、ネジ頭はめ込み用のザグリ加工が施されたヘッドシェルにも使えます。
2)カーボングラファイトナイロンワッシャー
業界初の新素材“カーボングラファイトナイロンワッシャー”が、【SCR-S】のキーパーツとなります。このワッシャーは金属と樹脂の両方の特性、すなわち適度な滑り性とクッション性を併せ持ち、ネジの空転を低減し、より強固な締め付けが可能となります。これにより、カートリッジとヘッドシェルの密着性が高まり、音質劣化の原因となるカートリッジのがたつきを解消。ワッシャーは外径4.7mmとし、ネジ頭/ナットの外径より大きめとしたことでカートリッジ/ヘッドシェルへの接触面積を拡大。ネジの座面圧を分散することで、カートリッジ周りの変形や陥没が緩和され、ネジが緩みにくくなります。
3)ネジ長さ
ネジ長さ6/8/10mm の【SCR-S】、12/14/17mmの【SCR-L】の2ラインナップ をご用意。お使いのカートリッジ/ヘッドシェルに合わせて無駄なくお求めいただけます。
※ご覧頂いているページはショートバージョンの「SCR-S」となります。ロングバージョンの「SCR-L」はこちらをご覧ください。
【SCR-S】※取り付けイメージ
【SCR-L】※取り付けイメージ
SCR-Sの仕様
<ご使用に際して>
- 手持ちの製品のネジ長さを確認した上でお求めください。
- ネジの表記長さは首下寸法(ネジ頭を除いた長さ)です。
- ワッシャーはネジ/ナットどちら側に取付けても構いません。
- 精密ドライバー(マイナス)はご自身でご用意ください。
- 破損の恐れがありますので強く締めすぎないでください。
- ナットを装着する際、内側に向けてテーパーの付いている孔側からネジを挿入してください。
- M2.5の雌ネジ(ネジ穴)を有したカートリッジ(ortofon等)には使用できません。
真鍮24K金メッキネジ | M2.6 x 6/8/10mm 各2本入り |
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真鍮24K金メッキナット | M2.6 6個入り |
カーボングラファイトナイロンワッシャー | 6枚入り |