7N-S1040 Leggenda (切り売りスピーカーケーブル)
独自のストレスフリー加工を施した7Nスピーカーケーブルが誕生。考えうる最高の素材によるノイズ特性を極めた2芯タイプ
商品詳細
概要
急速なハイレゾリューション化の潮流は高域サイドに衆目を惹き付けるが、実は低域側でのメリットはよリ大きい。茫洋な量ではなくクリーンな音程表現や演奏テクニックを見せつけるからだ。
「歓喜の歌」の旋律は第九全体の中でコントラバスとチェロとで最初に明快に奏されるのだが、しかしなぜそうなのか?それまで無数の断片によって予感されて来た旋律が低音楽器に集約される。ベートーヴェンの本音は低音にあるのではないか。そんな考察さえ導いてくれる。良いケープルに換えるとそれが格段と鮮明に音になるのです。
ケープル素材はすでに、その結晶方向までもが可視化され、極めて高度なフィールドヘ。7Nという脅威の素材はエネルギー分散型X線分光の(EDS)を装備した電界放出形走査電子顕微鏡の(FE-SEM)によって、結晶方向の可視化に成功、純度や結晶粒の大きさなどでは説明しきれない音の違いを「方向性」という観点から解明、銅線の加工.熱処理プロセスを初期段階から再構築することで誕生しました。アクロリンクが今回リリースする新製品7N-S1040 LeggendaはS1040シリーズのデザインコンセプトを継承しながらさらに大きな進化を遂げています。
ホット側、コールド側ともにアクロリンク独自のストレスフリー加工を施のLたD.U.C.C.7NCuによる0.37φ50本という瞬時の音の奔流をクリアする物量を投入、各々の撚リ方向を各々右巻きと左巻きにして高密度に撚リ上げ、これに静電除去効果を発揮するシルク糸を沿わせてからアクロリンク独自のポリオレフィンで芯線化し、線間を密着させることで根本的にノイズに強い構造として、その上、線間には電磁波吸収非磁性糸を配置、ノイズ除去効果をよリー層高めてながら制振効果を強化するタングステンとアモルファス素材を練リ込んだ高分子ポリオレフィンによる介在層ででいったんこの2本を一体化。 これに“網”ではなく銅箔テープを巻いてシールド効果をよリー層万全に整えて、パールホワイトいう美しい容姿に仕上げています。
オーケストラでは弦楽器1本1本の動きが見えるような解像力、微小信号の緻密な表現力。奏者の技量が克明に再現されることで立ち上がる音楽の実像。ピアノ1+バーカッション1+ベース0.5感の強かった(?)ピアノトリオもいまはっきリとの1x1x1として生き返ることでしょう。
超高域まで伸びきったクリアな音像と深々と精神の根底に響く重低音。広大な周波数特性とダイナミックレンジが再現するオーケストラの楽器の明快な位置関係。その響き。集中感。類い稀なシールド効果によって音が汚されないと何が起きるか、といういままた始まるの”発見の”の伝説です。
7N-S1040 Leggendaの特長
【独創のストレスフリーの7N Cu 】
アクロリンクのストレスフリー製品は独自の特殊焼鈍処理と高純度銅の特性により、あまりに大きな外部応力でない限りセルフアニール現象で組織を健全な状態に復元することを実現した世界でも唯一のケーブルです。
伸線加工後の加熱処理時点で原子配 列の転移は通常の4N銅に比べ1/10億のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80~1/100となっています。さらに電流が流れることによってエ一ジング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し組織が健全に回復して、より高音質化するのです。
【D.U.C.C. 7N Cu 】
Dia Ultra Crystallized Copperは三菱電線工業株式会社開発によるオーディオケーブル用高純度銅導体で、結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材です。
結晶粒は大きいほど結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少なくなり、音質上のメリットは大きいのですが、金属の結晶には方向性がありこれも揃える必要がありました。
X線照射による解析現象によりその方向性は観測できますが、母線、伸線工程、アニール(焼鈍)などの製造工程を最適化することで「オーディオ信号の伝送に最適な方向性」を具えた極めて優れた線材が完成したのです。
7N-S1040 Leggendaの構造
7N-S1040 Leggendaの仕様
外径寸法 | 13.2φmm |
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導体 | 7N Cu D.U.C.Cストレスフリー0.37φ×50本×2(赤・白) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン系樹脂 |
介在層 | 制振材入り高分子ポリオレフィン+タングステン粉体+アモルファス粉体 |
シールド | 銅箔テープ |
シース | 鉛フリーPVC |
導体抵抗 | 2.8mΩ/m |
静電容量 | 76pF/m |