7N-S1400 Leggenda (切り売り平行スピーカーケーブル)
独自のストレスフリー加工を施した7N平行スピーカーケーブルが誕生。見事なまでのダイナミックレンジと超高解像度。色彩感。アクロリンクだけの超高純度7N Cuスピーカーケーブル
商品詳細
概要
飛躍的なハイレゾリューションとファンダメンタル領域の精緻なデータ化がもたらすハイスピード&ハイパワー伝送。素線に何を求めそのトータル本数などに何を求めるか。広帯域化とは音楽波形の立ち上がり角度にいかに超高速で追従するか、に他なりません。
電力を伝送するスピーカーケーブルでは電圧と電流の双方をともに最高のポイントでバランスさせる必要があります。ティンパニーやコントラバスの身体にズシンと響く量感とその音のいわば外形の一致を実現しなければなりません。平行ケーブル構造がその低容量ゆえに持つ空間の開放感と、のびのびとして柔軟な楽器の音色や質感の表現力。その才能を存分に生かした新時代の原器が誕生しました。
アクロリンクでは既にエネルギー分散型X線分光(EDS)を装備した電界放出形走査電子顕微だけでは説明しきれない音の違いを「方向性」とい鏡(FE-SEM)によって、結晶方向の可視化に成功、純度や結晶粒の大きさう観点から解明しています。
そして高純度銅線の加工・熱処理プロセスを初期段階から再構築することで誕生した最先端素材D.U.C.C. 7N Cu。これにアクロリンク独自開発のストレスフリー加工を施こし、蓄積されたノウハウの投入しどころとなる撚り加工時の角度とテンション値を設定して精密に撚り上げて、材質だけではないプロセスによって伝送特性をより一層向上。0.37φ50本の大質量高速高密度導体を完成。これに天然シルク糸を沿わせて静電除去効果を強化。
網ではなく銅箔テープを巻き付けて外乱ノイズに対してより一層大きなシールド特性を実現。電磁波吸収非磁性糸をセンターに持つ導電性制振材を2本、芯線間に配してSN比を極小化するなど構造設計も万全です。
広帯域化の本当の価値である可聴帯域内の信号の急峻な立ち上がり波形によって表現される音の微細な変化の的確な再現力を実現。ノイズ特性がより低くなことで浮かび上がる微細なディテール、音の透明な実像。天空へ果てしなく広がる残響成分…。オーディオファイルがシステムを構築するプロセスの過程で求める音のイメージはその思想や性格が色濃く滲み出て、コンポーネントの選択や設定に反映されます。
音の構築の大きな要素となるオーディオケーブルはシステムの「性格」や「品格」を決定づける最終コンポーネント。アクロリンク渾身の新しき「伝説」の誕生です。
7N-S1000 Leggendaの特長
【独創のストレスフリーの7N Cu 】
アクロリンクのストレスフリー製品は独自の特殊焼鈍処理と高純度銅の特性により、あまりに大きな外部応力でない限りセルフアニール現象で組織を健全な状態に復元することを実現した世界でも唯一のケーブルです。
伸線加工後の加熱処理時点で原子配 列の転移は通常の4N銅に比べ1/10億のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80~1/100となっています。
さらに電流が流れることによってエ一ジング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し組織が健全に回復して、より高音質化するのです。
【D.U.C.C. 7N Cu 】
Dia Ultra Crystallized Copperは三菱電線工業株式会社開発によるオーディオケーブル用高純度銅導体で、結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材です。
結晶粒は大きいほど結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少なくなり、音質上のメリットは大きいのですが、金属の結晶には方向性がありこれも揃える必要がありました。
X線照射による解析現象によりその方向性は観測できますが、母線、伸線工程、アニール(焼鈍)などの製造工程を最適化することで「オーディオ信号の伝送に最適な方向性」を具えた極めて優れた線材が完成したのです。
7N-S1400 Leggendaの構造
7N-S1400 Leggendaの仕様
外径寸法 | 9.5×20.5mm |
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導体 | 7N Cu D.U.C.Cストレスフリー0.37φ×50本×2(赤・白) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン系樹脂 |
トライガードコア | 導電性制振材(センターに電磁波吸収非磁性糸を配置)×2 |
内シース | 制振材入り高分子ポリオレフィン系樹脂 |
シールド | 銅箔テープ |
外シース | 鉛フリーPVC |
導体抵抗 | 2.7mΩ/m |
静電容量 | 19pF/m |