7N-S1010 Leggenda (切り売りスピーカーケーブル)
独自のストレスフリー加工を施した7Nスピーカーケーブルが誕生。考えうる最高の素材によるノイズ特性を極めた2芯タイプ
商品詳細
概要
アクロリンクには既に「伝説」と呼んで異論のない製品がありました。6N-S1010および6N-S1010Ⅱです。
全世界60万km以上の出荷実績を達成した6N-S1010シリーズ。地球の外周が約4万kmですから15周ほどの長さを世界の オーディオファイルから支持をいただいたことになります。さらにS1010は7Nという高純度を達成してその記録を現在も伸ばしています 。日本人の精緻な“ものづくリ” 精神の決心がまさしく作り上げた成果でした。
驚異的な高純度を実験室レベルではなく工 業製品として安定的に生産、出荷可能なレベルでの、日本でしか作れない6N Cu、そして7N Cu。テーマは音の伝送時に音質に大きく影響するといわれる結晶粒の方向性。結晶粒が導体の伝送方向に対してどんな方向を向いているのか。X線を照射し、その回折強度を観測する分析法を開発、解明。この新観測法に基づいて、可能な限リ多くの結晶をオーディオ信号の伝送に最適な方向に揃えることを目標として、最適な加工・熱処理プロセスの確立に成功したの でした。そしていま始まるレッジェンダ シリーズはそのアーキテクチュアデザインを進化、さらなる音楽再現の新境地を拓いたのです。
新製品7N-1010 Leggendaは素線をより太い0.37φとし1本あたりの伝送特性を大きく飛躍させました。ストレスフリーであることはもちろんホット側とコールド側の撚り方向を各々右巻きと左巻きとすることや、シルク糸を沿わせてポリオレフィンで被覆して芯線とする。そしてこの芯線間には、電磁波吸収非磁性糸を沿わせながら撚リ合わせる。 あるいはタングステンおよびアモルファスを練リ込んで制振効果を高めた介在層の周囲に銅箔テープを巻き付けるなど、外部からのノイズ混入を回避するためのアクロリンクに蓄積されたノウハウを継承。よリピュアで情報の欠落が無く、また余分な音の付帯感とは異なる真に情報量の多い精緻な音世界へと前進。
ノイズレベルをより極小化することで相対的に浮かび上がる音楽の実像。低音楽器の下方向に延びる倍音の表現力やスピード感、そして量感。ジャンルを超えて楽器のリアルな振動が目に見えるような生々しい実体感、充実感。 グローバルスタンダードは新しい7N-S1010 Leggendaに継承されます 。
7N-S1010 Leggendaの特長
【独創のストレスフリーの7N Cu 】
アクロリンクのストレスフリー製品は独自の特殊焼鈍処理と高純度銅の特性により、あまりに大きな外部応力でない限りセルフアニール現象で組織を健全な状態に復元することを実現した世界でも唯一のケーブルです。
伸線加工後の加熱処理時点で原子配 列の転移は通常の4N銅に比べ1/10億のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80~1/100となっています。さらに電流が流れることによってエ一ジング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し組織が健全に回復して、より高音質化するのです。
【D.U.C.C. 7N Cu 】
Dia Ultra Crystallized Copperは三菱電線工業株式会社開発によるオーディオケーブル用高純度銅導体で、結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材です。
結晶粒は大きいほど結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少なくなり、音質上のメリットは大きいのですが、金属の結晶には方向性がありこれも揃える必要がありました。
X線照射による解析現象によりその方向性は観測できますが、母線、伸線工程、アニール(焼鈍)などの製造工程を最適化することで「オーディオ信号の伝送に最適な方向性」を具えた極めて優れた線材が完成したのです。
7N-S1010 Leggendaの構造
7N-S1010 Leggendaの仕様
外径寸法 | 10.6φmm |
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導体 | 7N Cu D.U.C.Cストレスフリー0.37φ×18本×2(赤・白) |
絶縁体 | 高分子ポリオレフィン系樹脂 |
介在層 | 制振材入り高分子ポリオレフィン+タングステン粉体+アモルファス粉体 |
シールド | 銅箔テープ |
シース | 鉛フリーPVC |
導体抵抗 | 7.5mΩ/m |
静電容量 | 78pF/m |